
こんにちは!宮崎県在住、調理師免許を持った防災士・防災飯フードコーディネーターの りあん です。災害時でもかんたんに作れて、美味しく食べられる防災飯レシピを更新中です。
皆さんは、防災リュックの準備はできていますか?
普段使用する食料や生活用品を一定量備蓄するためのローリングストック1をしていますか?
災害はいつ起こるかわかりません。
もし、今すぐ避難しなければならない状況になったら、必要なものは揃っていますか?
今回は、印刷してすぐに使えるシンプルで分かりやすいチェックリストをご紹介します。
乳幼児やペットのいるご家庭向けのリストもあります。
ぜひ印刷してご使用ください。
防災リュックチェックリスト


このチェックリストは、私が実際に自宅に準備しているリュックの中身を一覧にしています。

この量を25Lのリュックと非常用持ち出し袋2つに入れて、玄関に置いてあります。
水と食料は1泊分(2人)を入れています。それ以上は備蓄品として自宅にストックしています。
色々な人の災害時の体験談を見聞きして、8年ほど前から少しずつ追加し、入れ替えながら作り上げました。ほとんどが100均で揃えています。
以前、スマホのメモ帳に入れていたこの一覧を友人に見せたところ「それ欲しい!ちょうだい」と言われました。今回、それをシンプルなチェックリストにしたので、ぜひ印刷して活用してみてください。
過去のブログ記事にも私物をご紹介しています。
→【災害時に役立つ】缶切りがないと大変!?防災グッズに缶切りを入れるべき理由
→【災害発生後でも安心】メガネ・コンタクトユーザーの防災対策
→【トイレは我慢できない!】災害時のトイレ問題の解決策
→災害時こそ現金は命綱! スマホが使えない時の備え
→【これで安心!】災害用ウォータータンクの選び方
→【災害時の情報収集】スマホ充電器と防災ラジオの選び方
夏に災害が起きた場合の、暑さ対策グッズもぜひ参考にしてみてくださいね。
→【災害時の熱中症対策】停電中でも使える暑さ対策グッズ10選
備蓄食料チェックリスト


備蓄する量は、家族構成によって大きく変わります。
- 水は1人につき1日3リットル
- アレルギーのある家族用の食料を準備する
- 温めなくても食べられる食料があると安心
- 乳幼児や高齢者でも食べられる食料も準備する
- 普段使っている調味料やふりかけを多めにストックする
水は、以前は1人につき1日1.5リットルと言われていましたが、生活用水なども含めると3リットルあったほうが安心です。3日分だと1人で9リットル。2人だと18リットル必要です。
我が家では、箱買いします。セールをしていたら必ず買います。そして、家の2か所に分けて置いています。リスクの分散です。
過去の災害で、避難生活をした多くの人が困ったと言っていたのが「味付け」です。白米のおにぎりばかりだと、味に飽きるので「ふりかけ」はとても重宝します。大量調理されたものは、味付けが薄い場合もあります。ぜひ普段使う調味料やふりかけを多めにストックしておいてくださいね。
普段から食料品はローリングストックしておきましょう。
過去のブログ記事でも、温めなくても食べられる非常食をご紹介しています。
→【防災飯】そのままでも食べられる!おすすめ非常用食料5選

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2リットル12本入りなら24リットルなので、1人なら8日分、2人なら4日分になります。
こういう重いものは通販に頼るのもありです。
備蓄生活用品チェックリスト


生活用品の備蓄も大切です。普段から買い置きすることを意識しておいてください。
我が家ではアイラップは無くてはならないものなので、多めにストックしています。災害時に役立つ、節水しながらご飯を炊く方法もアイラップが大活躍です。

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1年半前は、宮崎ではなかなか売っていなかったアイラップですが、
最近はあちこちのお店に置いてあって、アイラップ常用者にはありがたいです♪
乳幼児用防災リュック・備蓄品チェックリスト


乳幼児がいるご家庭では、通常の防災リュック・備蓄品のほかに準備が必要になります。
- お湯がないことを想定して「液体ミルク」を準備しておく
- 使い捨てカイロは液体ミルク・ベビーフードの温めにも使える
- 紙おむつはサイズアウトしやすいので、意識して頻繁にチェックする
一言で乳幼児と言っても、月齢や年齢によって必要になるミルクやおむつ、食料品は変わります。子育て中はただでさえ大変ですが、万が一を考えてお子さんの防災グッズと備蓄品のチェックをしておいてください。
このリストに「粉ミルク」が入っていない理由は、
・災害時はお湯が確保できない
・使った哺乳瓶を洗う水がない
・哺乳瓶を煮沸できない
など、安心して授乳できない可能性が高いからです。
今は、液体ミルクの缶に乳首を付けるだけで授乳できるものも売っていますので、ぜひ検討してみてください。そういったことを考えると、哺乳瓶の乳首部分は、多めに持っておいた方が安心ですね。

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アタッチメント付きで、缶から授乳できるタイプが災害時には大変便利です。
ペット用防災リュック・備蓄品チェックリスト


ペットの防災リュック・備蓄品も、それぞれ準備しておく必要があります。ワンちゃんやネコちゃんは、フードが変わると食べてくれないこともあります。普段から食べているフードをローリングストックしておいてください。
災害時の移動はキャリーバッグを使うことになります。特にネコちゃんは、普段からキャリーバッグに慣れる練習をしておきましょう。
「ペットと飼い主の写真」は、避難中にペットが迷子になった時のために必要です。飼い主と一緒に写った写真は、自分のペットだという証明になります。ぜひ写真をプリントアウトして防災リュックに入れておいてください。 スマホだと、電源が切れたら見ることが出来ません。
避難所では、リードで係留しなければなりません。切れてしまって脱走する可能性も考えて、リードや首輪も予備を準備しておくと安心ですね。
まとめ
チェックリストを見てみて、いかがでしたか?
備えているつもりでも、リストをチェックしてみると出来ていないこともあったりします。ぜひこのチェックリストを活用して、災害への備えをしておいてください。

今後も、チェックリストはブラッシュアップしていく予定です。
ぜひ皆さんも一緒に、防災について学んでいきましょう♪