こんにちは、宮崎県在住のフードコーディネーター りあん です。
宮崎県は干し椎茸の生産量が大分県に続き全国2位です。全国的には菌床栽培(工場で栽培)の椎茸が多いのですが、宮崎は原木しいたけの栽培が盛んです。原木しいたけは、菌床よりも香りが強く肉厚でとにかく美味しいです。そんな原木椎茸の旬は冬です。生で手に入るのは今の時期だけなので、ぜひ見つけたらお手に取ってください。
今回は、生シイタケを手軽に美味しく食べられるアヒージョのレシピをご紹介します。クリスマスパーティに出したら喜ばれること間違いなし！ぜひお試しください。
椎茸は方言で「なば」
タイトルの「なばアヒージョ」って何？と思った人がいるかもしれません。
「なば」とは宮崎弁で椎茸のことです。西日本で使われている方言だそうですが、長崎県出身の私は知りませんでした。木の切株から芽が生えることを「なばえ(ひこばえ)」と言うそうです。その「なばえ」から生えてくるキノコのことを「なば」と言うようになったのではと言われています。
HUTTEの原木椎茸
沢山ある原木椎茸の中で、私が最推しなのが「株式会社HUTTE」さん。https://www.dogawa.com/
今年の夏、HUTTEさんの製品撮影でフードコーディネートさせて頂きました。その時にレシピを５つ制作したのですが、試作用で届けて頂いた原木椎茸がとにかく美味しかったのです。
「なばアヒージョ」レシピ
製品撮影したのは夏だったので、生の原木椎茸はありませんでした。手に入らない時は干し椎茸を戻して使ってもらってOKです。もし生の原木椎茸が手に入ったら、ぜひ一度作ってみてください。
≪材料≫
- なば(原木しいたけ)…6個
- ミニトマト…4個
- にんにく…３かけ
- バケット…お好みで
- オリーブオイル…お好みでたっぷりと
- 塩…少々
※お持ちのスキレットのサイズに合わせて個数を調整してください。
※使用する食材や調味料によって味付けは調整してください。
- ステップ1なば(原木しいたけ)の石づきをカットしておく。
- ステップ2にんにくは縦半分にカットし、芽の部分を取り除いておく。
- ステップ3スキレット（なければ小さめのフライパン）に①と ②と洗ったミニトマトを敷き詰めて塩を振り、オリーブオイルをたっぷりとかける。
- ステップ4③を中火にかけて時々上下をひっくり返しながら４～５分ほど煮る。
バケットと一緒にお召し上がりください。
本当に簡単で、あっという間にできます。ガーリックオイルで煮た原木生椎茸の食感と豊かな風味をぜひ味わってみてください。一度食べたらやみ付きになって、原木椎茸でないと満足できなくなっちゃいますよ。
パーティ料理でも映える「なば」
写真の料理は、ほぼ全てに原木椎茸が使われています。もうすぐクリスマス。ぜひパーティ料理に原木椎茸を取り入れてみてください。もちろん、お正月のお節料理にもおすすめですよ！！
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