こんにちは、Wordpress経営塾15期生 フードコーディネーターの りあん です。
WordPress経営塾とは コチラ
第4回のオンライン講座の後の、吉村塾長への質問タイムでの内容をブログ記事として残しています。放課後に参加できない塾生の皆さんのお役に立てばうれしいです。
前回は、誰かを想像しながら書くことの大切さをお伝えしました。今回はキーワードには値段が付いているというお話です。
皆さんがインターネットで「キーワード」を入力して検索すると、必ず上部に「スポンサー」が出てきますね。それは何故かというと、あなたが入力したその「キーワード」には値段が付いていて、その「キーワード」にお金を払って宣伝している企業や事業主がいるからです。
例えば、「Wordpress」とググってみると、スポンサーとして出てくるのはロリポップでした。
WordPressを使ってみようと思った人がまず最初にやることはなんだったか覚えていますか?第1回目の講座を思い出してみてください。そうです、インターネット上の土地を買うことです。Wordpress経営塾生は全員、ロリポップで契約しました。ロリポップが「Wordpress」という「キーワード」にお金を払って広告を出す理由が分かりますよね。
宣伝・広告は経営していく上でとても重要です。なぜ儲かっている企業がこういう広告を出しているのか?それに気付き考えることができるようになることが大事なのだと、吉村塾長が話してくれました。
リスティング広告とは
検索エンジンで、ユーザーの「検索キーワード」に応じて表示する広告のことをリスティング広告と言います。検索結果の上部に広告が表示されるので、クリック率が非常に高いそうです。
リスティング広告は、ユーザーがクリックしたときに料金が発生する「クリック課金方式」だそうで、広告を出稿したり、表示されたりするだけでは料金は発生しません。なので吉村塾長は「○○って検索してクリックしないでよ!」と言っていました。試しに検索してみたら、一番上に出てきました!!!!安心してください、クリックしてません(笑)
リスティング広告には、クリック単価があります。例えば、クリック単価100円の広告が100回クリックされると、広告費は10,000円となるわけです。
キーワードを検索するほどですから、その商品に興味ある人が広告を見ます。なので購入する確率は新聞やチラシ、テレビCMよりも必然的に高いです。もしこの広告をクリックした100人が一つ1,000円の商品を買ってくれたとしたら、100,000円の売上になります。そこからリピーターになってくれたとしたら、1クリック100円のキーワードで将来的には何万円、何十万円もの売り上げになるかもしれないということですね。
でも一つのキーワードにつくのは1つのスポンサーではありません。同業他社が同じキーワードで広告を出した場合、クリック単価が高いと上位に表示されやすいそうです。ただし、広告の品質(品質スコア)も表示順位に影響されるので、ただ広告を出せばいいというわけではないようです。
狙い目は「誰にも相談できない悩み」
そんなリスティング広告の中で、圧倒的に値段が高いキーワードがあるそうです。「なんだと思う?」と吉村塾長に質問されたのですが、その答えはなかなか塾生の中から出てきませんでした。ヒントは「誰にも相談できないことよ」ということだったのですが…。塾生の中にはそれで悩んだ経験のある人はいなかったようで、沢山キーワードを出していく中でやっと正解できました。
それは「探偵(浮気調査)」です。
誰にも相談できないから、ネットで検索する「キーワード」だそうです。確かに「探偵」なんて知り合いに紹介してもらうことはまずありえないです。ましてや、配偶者が浮気しているかも…なんて誰にも相談できないですよね。そこで、探偵社はそういう困っている人たちが入力するであろう「キーワード」に高い広告費を払うそうです。クリック単価が5,000円~6,000円でも広告を出す効果があるし、儲けることができるのだそうですよ。
「高枝切りバサミ」のマジック
以前、吉村塾長が高枝切りバサミについて触れたことがあったのですが、そのことも質問してみました。
数千円の高枝切りバサミを、全国放送のテレビCMに何億円もかけて宣伝して、なぜ儲けることができるのか?
まずは、どんな人が買うのかを想像することから始まります。高枝切りバサミが必要な人、それは「庭に、手が届かないほどの高い木が植えてある家に住んでいる人」ということになります。それだけ広い庭の家に住んでいる人がどういう人か…。普通に考えればお金持ちですね。では、なぜその人たちに高枝切りバサミを売りたいのか…。
お金持ちの顧客リストが欲しかったから。
この「顧客リスト」が何億円という広告費をかけてでも欲しかった情報だったからです。この顧客リストをもとに高額な商品を販売することで、長い目で見れば儲けることができるということだそうです。
自分目線で考える癖をつけるのが経営の第一歩
私たちは普段から沢山の広告を見聞きしています。なぜこんな宣伝をするのか、どうしてこの商品が売れるのか、それを疑問に思うことが大事だと吉村塾長が言われました。そしてその疑問から答えを探し出し、自分の立場に置き換えて「自分だったらどうするか」を考えられるようになることが大事だそうです。
吉村塾長がなぜ毎週「新キーワード」を使ったブログ記事の宿題を出すのかも、ここに理由があります。知らないキーワードであれば、必ず調べます。調べることで今までになかった知識を蓄えることができます。知識が増えれば、世の中のカラクリにも気付くことができるようになります。その訓練を毎日繰り返すことで成功する経営に繋がるのだそうですよ。ただ検索上位になるブログ記事を書けるだけでは、ダメだということですね。
WordPress経営塾で学び始めた私たちは、まだまだヒヨコ同然ですが、吉村塾長や寿林先生と同じ目線にたどり着けるように、日々頑張るしかないということですね。皆さん一緒に頑張りましょう~!!