こんにちは、宮崎県在住 節約料理大好きフードコーディネーターの りあん です。
UMKテレビ宮崎さん主催の「もったいないコンテスト」に応募したのが8月末でした。そのレシピが最優秀賞を受賞し、10月に表彰式に出席しました。このコンテストで受賞した16レシピは、レシピ本になって宮崎県内の中学1年生に配布されるそうです。
冷蔵庫に余りがちな食材の代表格「納豆」を使って、チリビーンズを作りました。そのレシピをこちらでもご紹介します。
UMK「食べKID宣言」
UMKテレビ宮崎さんは、TVという媒体を最大限に使って周知に努め、消費者ひとりひとりの意識改革を促して「食品ロス」を減らしていく啓発活動を行ってらっしゃいます。
その啓発活動のなかの一つのイベントとして「もったいないコンテスト」が開催されました。
2023年12月21日にWebサイトでも全てのレシピが公開されました。
「納豆deチリビーンズ」レシピ
≪材料≫（４～5人分）
- 納豆-１パック(45g)
- こんにゃく-140g
- ゴボウ-60g
- 玉ねぎ-80g
- 人参-60g
- しめじ-40g
- 切干大根-15g
- ニンニク-1かけ
- トマト缶-1缶
- 水-100ml
- オリーブ油-大さじ1
- 塩-小さじ2
- しょうゆ-大さじ1
- 合わせみそ-大さじ1
- 一味唐辛子-小さじ1
- クミンシード-小さじ2
- ターメリック-小さじ1
- ガラムマサラ-小さじ1
冷蔵庫に余っていた根菜を使っています。全てがそろわなくても大丈夫です。レンコンを入れても美味しいと思います。
- ステップ1こんにゃく・ゴボウ・玉ねぎ・人参はよく水洗いする。
- ステップ2こんにゃく・玉ねぎ・人参・しめじを約1㎝角に切る。ゴボウを0.5㎝角に切る。切り干し大根を1㎝の長さに切る。(人参・ゴボウは皮のまま)
- ステップ3鍋にオリーブ油とみじん切りにしたニンニクをいれ、火にかけてニンニクの香りが出るまで温める。
- ステップ4③にこんにゃくを入れて角が取れて一回り小さくなるまで3～4分じっくりと炒める。②の残りの食材を加えて全体に油が回るようにしっかりと炒める。
- ステップ5③にトマト缶1缶を入れる。空になったトマト缶に水100mlを入れてくるくる回す。缶のフチに残ったトマトが水に混ざったら③に入れる。中火で10分ほど煮る。焦げないように時々混ぜる。
- ステップ6⑤に納豆を加えよく混ぜる。塩・しょうゆ・合わせみそを加えて5分ほど煮込む。
- ステップ7⑥に一味唐辛子・クミンシード・ターメリック・ガラムマサラを加え軽く煮込む。
- ステップ8味見をしてみて薄ければ塩で味を調える。（食材の水分量によって味が薄い場合があります）
このレシピは「切る作業」に時間がかかります。なのですが、細かく切ることで味もしみこみやすく、煮る時間が短縮できます。
食品ロス削減ＰＲポイント
今回のレシピ応募用紙に書いたPRポイントもご紹介しておきます。
3パックで売っている納豆はなぜか１パックだけ残りがち。こんにゃくって1個の量がちょっと多いから半分くらい残りがち。ゴボウと人参って野菜室の中でしなびがち。ほんの少し残っていたしめじの使い道が不明になりがち。切り干し大根って1/3袋くらい残って放置しがち。本格カレーに挑戦した後に残ってしまうスパイストップ3のガラムマサラ・クミンシード・ターメリック(個人調べ)。それを全部使ってヘルシーなチリビーンズにしてみたら、保存も効くしご飯にもパンにも合う1品になっちゃいます！こんにゃくのプリプリ食感でひき肉なしでも満足できます。食材を刻む労力も帳消しになるほどの美味しさです♪
食品ロスに関するアンケート(自由記述)にはこう書きました。
Ｑ１ このコンテストに参加した理由を教えてください
友人にこんなコンテストがあるよとすすめられたから。
Ｑ２ このコンテストに参加して食品ロス削減に対する意識は変わりましたか？
普段から食材の無駄がないように献立を考えていますが、冷蔵庫の中にある食材で普段は作らないけど手軽な１品を作れないかと考える良いきっかけになりました。野菜室に余っていた野菜が綺麗に使いきれると、とても気持ちが良かったです。お陰で食材を使い切ろうと心掛けるようになりました。
本格的なチリビーンズ(メキシコ料理)はレッドキドニービーンズとひき肉を使うのですが、このレシピは納豆とこんにゃくで再現しています。以前から大豆で作っている私の定番レシピなのですが、今回は納豆でレシピにしました。まさか最優秀賞を頂くとは思っていなかったので、受賞はとても嬉しかったです。
実は…元UMKアナウンサーの高橋巨典さんにも以前食べてもらったことがあって「あれは美味かった」と言ってもらったことがあるのです。私のチリビーンズはUMKさんとご縁があるようです。
