こんにちは!宮崎県在住、フードコーディネーターの りあん です。
災害時でもかんたんに作れて、美味しく食べられる防災飯レシピを更新中です。
今回は、災害時に役立つポリ袋を使った「防災飯」の中から、簡単に調理できるトマト缶とサバ缶の簡単カレーのレシピをご紹介します。
トマトの水煮缶とサバの水煮缶を使うことで、煮込み時間も短くあっという間に仕上がります。ぜひお試しください。
防災飯|トマト缶とサバ缶の簡単カレーレシピ
調理時間:約10分
※災害時のポリ袋で炊いたご飯はこちらをご覧ください。
用意する物(代用できる場合は他のものでも可)
・カセットコンロ ・鍋 ・耐熱皿(ザルでも可) ・茹でる用の水 ・アイラップ(耐熱温度120℃のポリ袋)
材料(2人分)
・トマト缶…1缶 ・サバ缶…1缶 ・カレー…2〜3かけ
それではさっそく作っていきましょう!
①アイラップにトマト缶とサバ缶を入れ、袋の上から揉みます。さらにカレールーを2かけら入れます。袋の中の空気をしっかり抜いて口を縛ります。
②鍋の底に耐熱皿(ザル)を入れてお湯を沸かします。※鍋に直接袋を入れると破れることがあります。
③沸騰した鍋に①のカレールーの袋を入れます。袋の口が沈まないように割りばしで支えましょう。5分ほど煮ます。
完成したカレーを、ポリ袋で炊いたご飯の上にかけて出来上がりです。
以上です。かんたんですよね?
皿にはラップを敷いてください。
カレーを半分ずつ盛り付けてください。ラップの上に盛り付けることで皿洗いをする必要がなくなります。
食べ終わったら、スプーンをウェットティッシュで拭き、ラップは捨てましょう。
災害時に温かい食べ物を摂ることは、とても大切です。
↓ こちらはゆっくりロングバージョンの動画です。
防災飯|トマト缶とサバ缶の簡単カレー作り方のメリット
- トマト缶の水分でカレーが作れるので節水になります。
- トマト缶には少量の水を入れ振り混ぜ、側面に残ったトマトも全て使い切ります。
- サバ缶は汁ごと入れます。青魚のビタミン類が汁に溶け込んでいます。
- サバのたんぱく質を摂ることが出来ます。
- カレールーは、お好みの量で調整してください。
- 袋を分ければ、お子さん用の甘いカレーも作れます。
- 袋を別にすることで、アレルギーがある人でも同時に調理できます。
- 鍋のお湯は捨てずに繰り返し使えます。
防災飯|トマト缶とサバ缶の簡単カレーまとめ
ポリ袋調理は、災害時に役立つ便利な調理方法です。今回ご紹介したトマトサバカレーは、包丁やまな板が不要で、手軽に作れるレシピです。
ぜひ、いざという時に備えて、覚えておいてください。一度、ご自宅でも作ってみることをお勧めします。
ぜひ、カセットコンロは一つ準備しておいてください。屋外での風を気にせず使えるタイプがおすすめです。ケースに入っていると、持ち出すのに大変便利です。