こんにちは!宮崎県在住、フードコーディネーターの りあん です。
災害時でもかんたんに作れて、美味しく食べられる防災飯レシピを更新中です。
今回は、災害時に役立つ「防災飯」の中から、ポリ袋でオムライスを作る方法をご紹介します。
耐熱温度120℃のポリ袋さえあれば、簡単にオムライスを作ることが出来ます。ぜひお試しください。
防災飯|ポリ袋でオムライスを作る方法
調理時間:約20分
用意する物(代用できる場合は他のものでも可)
・カセットコンロ
・鍋
・耐熱皿
・茹でる用の水
・アイラップ(耐熱温度120℃のポリ袋)
材料(1人分)
〈ケチャップライス〉
・パックご飯…1パック(200g)
・ツナ缶…1/2缶
・トマトケチャップ…大さじ2
・塩、こしょう…少々
〈ふわふわ卵〉
・卵…2個
・マヨネーズ…大さじ1/2
それではさっそく作っていきましょう!
※鍋に水を半分くらい入れ、鍋底に耐熱皿を敷いてください。先に、お湯を沸かしておきましょう。
①1つの袋には、パックご飯・ツナ缶・ケチャップ・塩・こしょうを入れ、袋の上からよく揉みます。
②もう1つの袋には卵とマヨネーズを入れ、袋の上からよく揉みます。
お子さん用は、ここで砂糖小さじ1を加えても良いです。
③しっかり空気を抜いて袋の口を結んでください。卵はギリギリのところで結びます。こうすると、形が作りやすいです。
④お湯が沸いた鍋(底に皿を敷く)に袋ごと入れます。ケチャップライスは15分茹でます。
⑤卵は3分茹で、一旦取り出してタオルなどを使って袋の上から揉みます。その後、もう3分茹でます。
(こうすることで卵がふわふわになります)
⑥皿にラップを敷いて、ケチャップライスを袋から出し、盛り付けます。その上に卵を袋から出し、乗せます。トマトケチャップをかけて完成です。
(ケチャップライスの袋に卵を直接入れてもOKです。)
以上です。とてもかんたんです。
防災飯|ポリ袋でオムライスを作る方法のメリット
- ポリ袋に材料を入れて揉んで茹でるだけで、かんたんに出来ます。
- 袋のままでも食べられます。
- 洗い物がないので節水できます。
- 個包装された状態で受け渡しができるので、衛生的です。
- 鍋のお湯は捨てずに繰り返し使えます。
- ポリ袋でご飯を炊く方法 で炊き込んでケチャップライスに出来ます。
- ポリ袋で蒸しパンを作る方法 との同時調理ができます。
- 袋を別にすることで、大人用と子ども用を同時に調理できます。
防災飯|ポリ袋でオムライスを作る注意点
- 高密度ポリエチレン袋を使用してください。
- 空気はしっかりと抜いてから袋の口を結んでください。
- 耐熱皿を敷いた鍋でお湯を沸かし、そこに食材の入った袋を入れます。袋が鍋底や鍋肌に付かないように注意してください。
- お湯がグツグツしない程度、ポコポコくらいを維持しながら加熱してください。周りに可燃物は置かないでください。
- 食材、分量、気温など様々な条件で仕上がりが異なります。平常時にお好みの仕上がりを見つけておきましょう。
防災飯|ポリ袋でオムライスを作る方法まとめ
ポリ袋調理は、災害時に役立つ便利な調理方法です。今回ご紹介したポリ袋でオムライスを作る方法は、いざという時に備えて、覚えておいてください。一度、ご自宅でも作ってみることをお勧めします。
耐熱ポリ袋はアイラップが使いやすく、コスパが良いのでおすすめです。
ぜひ、カセットコンロは一つ準備しておいてください。屋外での風を気にせず使えるタイプがおすすめです。ケースに入っていると、持ち出すのに大変便利です。