こんにちは!宮崎県在住、フードコーディネーターの りあん です。
災害時でもかんたんに作れて、美味しく食べられる防災飯レシピを更新中です。
今回は、災害時に役立つ「防災飯」の中から、ポリ袋でトマトスープを作る方法をご紹介します。ポリ袋で作るので、調理器具への匂い移りがありません。とうふミートローフ・ガーリックライスとの同時調理ができます。
耐熱温度120℃のポリ袋さえあれば、簡単にトマトスープを作ることが出来ます。ぜひお試しください。
防災飯|ポリ袋でトマトスープを作る方法
調理時間:約45分
用意する物(代用できる場合は他のものでも可)
・カセットコンロ
・鍋
・耐熱皿
・茹でる用の水
・アイラップ(耐熱温度120℃のポリ袋)
材料(1~2人分)
・トマト缶 1缶
・ミックスビーンズ 1パック
・ベーコン 1パック
・水 200㏄
・しょうゆ 小さじ2
・塩 少々
・こしょう 少々
・ケチャップ 大さじ2
(・顆粒コンソメ 小さじ1/2)←好みで
味付けは薄味です。お好みで調味料を加減してください。
余裕があれば、ベーコンは炒めてから入れたほうが断然おいしいです。
それではさっそく作っていきましょう!
①鍋の底に耐熱皿を敷き、お湯を沸かします。
②ベーコンを袋の上から包丁で押さえながらカットします。
(こうすると、包丁とまな板が汚れません)
③ポリ袋(アイラップ)に、②のベーコントマト缶、ミックスビーンズ、水、しょうゆ、塩、こしょう、ケチャップを入れます。
(トマト缶に水を少し入れてクルクルまわすと、無駄がありません)
④袋の空気をしっかり抜き、袋の上までネジり上げて口を結びます。
⑤④を湯の沸いた鍋に入れ、弱火~中火で10分茹でます(ポコポコと沸く状態をキープ)
⑦盛り付ける際は、大きめの丼かボウルを使うとこぼれません。
以上です。とてもかんたんです。
防災飯|ポリ袋でトマトスープを作る方法のメリット
- ポリ袋に材料を入れて茹でるだけで、かんたんに出来ます。
- 袋のままでも食べられます。
- 洗い物がないので節水できます。
- 個包装された状態で受け渡しができるので、衛生的です。
- 鍋のお湯は捨てずに繰り返し使えます。
- とうふミートローフ・ガーリックライス との同時調理ができます。
- 袋を別にすることで、大人用と子ども用を同時に調理できます。
防災飯|ポリ袋でトマトスープを作る注意点
- 高密度ポリエチレン袋を使用してください。
- 空気はしっかりと抜いてから袋の口を結んでください。
- 耐熱皿を敷いた鍋でお湯を沸かし、そこに食材の入った袋を入れます。袋が鍋底や鍋肌に付かないように注意してください。
- お湯がグツグツしない程度、ポコポコくらいを維持しながら加熱してください。周りに可燃物は置かないでください。
- 食材、分量、気温など様々な条件で仕上がりが異なります。平常時にお好みの仕上がりを見つけておきましょう。
防災飯|ポリ袋でトマトスープを作る方法まとめ
ポリ袋調理は、災害時に役立つ便利な調理方法です。今回ご紹介したポリ袋でトマト缶スープを作る方法は、いざという時に備えて、覚えておいてください。一度、ご自宅でも作ってみることをお勧めします。
耐熱ポリ袋はアイラップが使いやすく、コスパが良いのでおすすめです。
ぜひ、カセットコンロは一つ準備しておいてください。屋外での風を気にせず使えるタイプがおすすめです。ケースに入っていると、持ち出すのに大変便利です。