こんにちは!防災飯フードコーディネーターの りあん です。災害時に役立つ防災飯レシピを更新中です。
災害時は、停電や通信障害でスマホが使えなくなる可能性があります。
家族や友人の安否を確認したくても、通信障害でスマホがつながらないと、連絡の取りようがありません。
そんな時でも安心できるよう今回は、災害緊急時の連絡手段と現金(小銭)を備える重要性についてご紹介します。
スマホが使えない時の備え|公衆電話の使い方をマスターしよう
災害時、情報収集や家族との連絡に役立つのが公衆電話です。しかし、近年では公衆電話の使い方を知らない人も増えてきています。ご家族やお子さんと一緒に使い方を練習しておきましょう。
公衆電話の使い方
- 受話器を上げ、10円玉または100円玉を投入します。
- 相手の電話番号をプッシュします。
- 相手が電話に出たら、用件を伝えます。
- 通話が終了したら、受話器を置きます。
注意点
- 公衆電話は、災害時は混雑することが予想されます。簡潔に通話を済ませましょう。
- 10円玉と100円玉を用意しておきましょう。500円玉や紙幣は使用できません。
スマホが使えない時の備え|災害用伝言ダイヤルを活用しよう
災害用伝言ダイヤル(171)は、地震や噴火などの災害が発生して被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供される声の伝言板サービスです。NTT東日本・NTT西日本の加入電話、INSネット、公衆電話、ひかり電話、特設公衆電話、および、NTTドコモの携帯電話から利用できます。
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
災害用伝言ダイヤルの利用方法
- 1 7 1 をダイヤルします。
- ガイダンスに従って、録音の場合は 1 を、再生の場合は 2 をダイヤルします。
(暗証番号を付けて録音・再生を行うこともできます。) - ガイダンスに従って、連絡をとりたい方の電話番号をダイヤルします。
(03等の市外局番で始まる電話番号の場合、市外局番から ダイヤルします。) - 伝言を録音・再生することができます。
注意点
- 災害用伝言ダイヤルは、災害発生直後は混雑する可能性があります。緊急時以外は利用を控えましょう。
- 音声メッセージは30秒まで録音できます。簡潔にメッセージを伝えましょう。
- 伝言の保存時間は、登録してから災害用伝言ダイヤルの提供期間が終了するまでです。
スマホが使えない時の備え|緊急連絡先はメモしておこう
スマホの充電が切れてしまった場合、家族の電話番号などが分からなくなってしまう可能性があります。緊急連絡先の電話番号は、メモなどに書いて財布や非常持ち出し袋に入れておきましょう。
メモしておくべき情報
- 家族や親戚の電話番号
- 友人や知人の電話番号
- その他の連絡先(職場、かかりつけ病院など)
スマホが使えない時の備え|まとめ
- 防災用に小銭を準備しておきましょう。小銭は、非常持ち出し袋に入れておくのがおすすめです。
- 各キャリアが提供する「災害用音声お届けサービス」も活用しましょう。
- 日頃から、家族や友人と連絡を取り合う方法を確認しておきましょう。
近年、公衆電話の台数は減ってきていますが、自宅や職場の近所で公衆電話がある場所を確認しておいた方がよいでしょう。また、キャッシュレス決済が普及し便利になってきましたが、大規模災害で停電してしまってはキャッシュカードやICカードも使えない可能性が高くなります。もしもに備えて、ぜひ小銭を多めに準備しておいてくださいね!
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コインホルダーを使うと便利かなと思います。